ポン・・・ 「あっ・・・蹴った(笑)」 「うん。俺に“早く帰ってこい”っていってるのかな(笑)」 「この子も心配してたのかな?」 「そうかもしれないですね。」 すると、西澤も文子も下を向き、文子の大きくなったお腹に向かって「ごめんなさい。」と謝った。 そして、いろいろ話しながら、二人はリビングへと向かった。