数分後

「大丈夫か兄貴?」
「だいぶね・・・」

少し起き上がった西澤に飲みかけのサイダーを渡す和明。「サンキュー。」といいながらそれを受け取り、ゴクゴクと飲み干した。

「文子さん心配してたぞ。」
「マジで・・・。」

そういいながら、キッチンへ向かおうとする西澤。和明は、そんな西澤をさっと止める。


「その前に・・・その格好、何とかしたほうがいい。」


といいながら・・・


その姿を見た西澤もその姿を見て、現状を把握。すぐに自分の部屋に戻った。


数分後

「あ、来た来た(笑)」
「大丈夫ですか?」
「心配させちゃって、ごめんなさい。」
「さ、みんなそろったから食べよう食べよう!」

母のその言葉で、西澤家の晩御飯が始まった。