break-friend


着替えを済ませた俺は

何度も足を運んでいた


美代ちゃんの入院する
病院へと向かった。



病院に向かう
電車の中で


美代ちゃんとの
思い出が


走馬灯のように
脳裏を駆け巡った…。



物心ついた時から


不思議と
美代ちゃんと過ごす
時間は落ち着いた…。



今思い返すと、きっと
物心がつく前から


俺は、美代ちゃんの事が

大好きなんだったと思う



………………