こいつは…西園寺 風雅(ふうが)。
従兄弟の兄。
「何やて?!どういう意味やで?」
こいつは…関西弁なんだ。
つまり…大阪からきたわけ。
「こちらでは涼夏と言う名前として生きています。」
「否定しなさいよ!!」
私は沙紀の言葉に、耳に人差し指を入れた。うるさいと言わんばかりに顔をしかめた。
「うるさいです。沙紀。近くにいますから、でかい声出さないで下さい。妖怪では…愛梨だと言えば分かりますか?」
「ああ…そうゆう事ね?だったら、さっさと話しなさい。」
「聞かなかったじゃないですか。」
私はニヤリと笑った。


