着替えを済ませた瑛が、いつの間にか流星のすぐ横に立っていた。

「あぁ、あるけど?」

鞄をあさりながら流星が答える。

「っていうか、今日は誰も捕まえてないのか?」

顔をあげて流星がにやりと笑う。

「だから~、いつもじゃねえって!」