先生と僕たち私たち

そしてプレゼントを渡す日になった。

ある一人からの提案で大安の日に渡そうということになったのだ。


「……ということで、気をつけて帰れよ。解散!」

普通ならこの合図でそれぞれが部活動に行ったり帰宅したりするのだが、誰一人として動かない。

この光景を見て不審がる菅原。

「先生」

ラッピングされたプレゼントを手に、立ち上がる。

「A組の皆で購入しました。新しく家族が増える御祝いのプレゼントです。開けてください」

「……」

ビリッとテープが剥がされる。

そして菅原が柔らかなベビーブランケットを手にした。