先生と僕たち私たち

昼休み、菅原が廊下にいないのを確認して教壇の前に立った。

「聞いてください」

クラス中の視線が向けられる。

「菅原の奥さんが妊娠したそうです。クラスの全員がお金を200円ずつ出しあって、お祝いの品を贈ろうと思うのですが、どうですか」

男子の学級委員長が賛成を出した。

それに続いて周りが賛成してくれる。

「ありがとうございます。では、今からプレゼントする品を決めようと思います」

よだれかけ、ブランケット、おしゃぶりなど色々な案を黒板に書いていく。

そして、多数決でブランケットに決定した。