先生と僕たち私たち

放課後、私は引っかき傷のある顔で生徒指導室を訪れた。

男子三人と菅原、学年主任もいた。

事の経緯を説明し、男子たちは酷く怒られ、私も軽く注意された。

そして男子らと和解した。

生徒指導室を出たあと、菅原にお礼を言われた。

「高木が止めてくれなかったら、大変なことになってたな。ありがとう」

「先生の家族が悲しむことを想像したら、勝手に体が動いてたんです」

「……本当にありがとう」