年上幼なじみに恋をした




「おはよう、宇海ちゃん!」



教室に着くと、松山くんが挨拶してくれた。



「松山くん、おはよう」



私も挨拶を返すと、松山くんの顔が少し赤く染まる。



体調でも悪いのかな?



「……あの、宇海ちゃ──…」



また松山くんが何かを言おうとした時──…



「宇海、俺の弁当は?」