年上幼なじみに恋をした




そうだよ、優しいじゃん。



蓮くんに比べてさ。



──…って、何で蓮くんのこと考えてるの……




頬っぺたにキスなんかするからじゃない、もう…



私も牛さんになっていた時、



『宇海~?急に静かになっちゃって、どうしたの?』



奏恵の不思議そうな声が電話口から聞こえてハッとする。