「……あ、うん」 何、この切り替えの早さ。 私にドキドキさせといてさ… なんか悔しいっ! でも… 「行かねぇのか?俺が全部食うぞ?」 蓮くんだから許してあげる! 「私が蓮くんの分食べるから!」 私は元気良く返した。 「…食い意地張ってんな……」 少し引いた顔を向ける蓮くん。 「…っ!じょ、冗談だって気付いて!」