「あ~!なるほど……分かった!ありがとう、蓮くん♪」 俺が問題を教えてやった後、満面の笑みを浮かべる宇海。 昔から、この笑顔に弱いんだ。 「あっ!そういえば忘れてたんだけどね…」 宇海は何かを思い出したように、タンスを探りはじめた。 「ん?どうした?」