「うわぁ、キレー…」



しだいにゴンドラは高くなってきて、遊園地にいる人々が小さく見える。



街並みやアトラクションの明かりがすごくキレイ。



「宇海さ……今まで彼氏いなかっただろ?」



………な、なに突然。



と思いながらもコクッと頷いた。



「そうだよ。私、蓮くんみたいにモテないもん」



そんなこと私が1番分かってるもん……



「違う。宇海に彼氏が出来なかったのは別の理由があって…」



……別の理由?