「ふぇ?」 私が間抜けな声を出した時──…ペロッと蓮くんの舌によって絡めとられたクリーム。 「うわ、あっまー…」 蓮くんは少し眉間に皴を寄せて言った。 「な、今、蓮くん……!?」 口の横に付いていたクリームはすっかり消えたけど、そこは熱を帯びたまま。 い、言ってくれるだけでいいのにー!