「ここ座ろ!」 ちょうど2人掛けの席が空いていて、蓮くんと向かい合って座る。 「ほら、クレープ」 「うわぁっ、ありがとう!」 蓮くんからクレープを受け取ってすぐにカプッと噛み付く。 「おいひい~!」 「先に口の中のもん食べろよ」 蓮くんは呆れながらも優しい笑みを浮かべた。 「……ってか、クリーム付いてるし」