『俺は彼女いるんですけどー選ばれたのは嬉しいですっ!ぜひ投票頼みまーす!』



どこにいるかも分からない彼女に手を振る彼。



………チャラい。投票しない!



部活をしていると言う爽やかなイケメンや、あまり話さないクールなイケメンなど様々。



そして、結大さんの順番が回ってきた。



『えー…まさか俺が選ばれると思わなかったんですけど……特技だけ言うと、誰とでも仲良くなれる自信がありますっ』



横に座る奏恵が少しムッとした。



結大さんの特技、納得。



初めて会った時から私に気を遣って話し掛けてくれたもんね。