「だ、大丈夫だよ!みんなはそれぞれの準備を続けて?」 メイド服をギュッと握りながら、絞りだした声。 1番動揺してるのはきっと私。 ……でも楽しいハズの文化祭をぶち壊したくない。 「私は大丈夫だから!ほら、戻った戻った!」 私は、まだ心配そうに見るみんなに笑いかけた。 やっと持ち場に戻っていくクラスメイト達。 ……さて… メイド服に視線を落とす。