私が教室へ入るとなんだか騒がしかった。 文化祭だから盛り上がるのも分かるけど……雰囲気悪いような…? 「あっ、宇海!大変よっ」 奏恵が手招きをしてきて、私はそっちへ向かう。 大変って……何かあったのかな? 私は不安を募らせながら……メイド服が掛かっている棚までやってきた。 「どうしたの?……っ何これ!」