「ペンキ足りないんだけどー!」



「看板これでいいー?」



「ちょっと、そこの男子サボるな!」



教室にはいろんな声が飛ぶ。



みんなメイドカフェの準備で忙しいんだ。



私も委員として頑張らなきゃ!



そう意気込んでまず、ペンキを届ける。



それから看板を見に行く。



「うわぁ、かわいいーっ!」



看板を書いてくれたのは女の子ばっかりで、かわいく仕上がっていた。



リボンやお花が綺麗に描かれている。



「ホント?よかったぁ~」



ホッとした様子の女の子達。



「あとちょっと仕上げしたら終わるからね!」



「うんっ、頑張って!」