蓮くんの手からスルッと抜け出して桃さんの前に飛び出す。 「久しぶりですね!相変わらず、桃さん綺麗~っ!」 蓮くんのお母さんの、桃子[モモコ]さん。 私は桃さんって呼んでるの。 「あら、宇海ちゃんに褒められても嬉しくないわね~?……って、ウソよ。ありがとう」 そう言って楽しそうに微笑む桃さん。 「母さん、なんか用?」 蓮くんが横から口を挟んだ。 ……せっかく久々に桃さんと話してたのにー!