「じゃあ、蓮くん忙しいね?委員にミスコンも…」 蓮くん、抱え過ぎじゃない? 大丈夫かなぁ…… 「平気。つーか、委員会がある日も宇海と帰れるのが嬉しい」 蓮くんに顔を覗き込まれてドキッとしてしまう。 そんなこと言うなんて…ズルい。 「う…嬉しいよ、私もっ!」 顔をグインと反らして言う。 「あ?どこ見て言ってんだよ」 もうすぐ家に着く、とか思っている暇はなく……