年上幼なじみに恋をした




「えーっ!?宇海はメイドでしょ!」



「そーだよ、櫻井メイドやれよー!」



なぜか後ろからそんな声が聞こえてきて、またみんなの方を向く。



「私は絶っ対メイドやらないから!」



それだけ言うと「次は大工係を決めないとなー」と考える。



「え…!私、宇海ちゃんにメイド服着てほしい!」



さっき衣装係に立候補してくれた大林さんが口を開く。



「へ?な、何言ってるの。大林さん…」