「とにかく宇海が謝ることは決定ね!あと、松山とは遊んじゃダメ!」 ……え、えぇぇ――っ!? やっぱり私が悪いのか…… 「分かったよ……。放課後、帰る時にちゃんと謝る」 私がそう言うと、奏恵は満足気に頷いた。 松山くんが私のこと好きだって言うのはありえないけど…… 朝、言い合いになってしまったことは謝ろう。 それに……蓮くんの彼女になれたのはすごく嬉しいけど、不安もあること… 蓮くんなら聞いてくれる。