そのまま松山くんと学校へ行った。 「っ…!?」 下足場で上靴を履こうとしたら……上靴がない!? 「え…?何で、上靴が…?」 昨日、ちゃんとしまったよね? 「どうした?」 松山くんが私の靴箱を覗き込む。 「はっ…?上靴無くなったの?」 私はその言葉に力なく頷く。 ……何で、こんなことになるの? まさか──…