「……はい。チョコでいいんだよな?」



私は蓮くんが買ってくれたアイスを受け取る。



「ありがとう!」



ここは私達の家からわりと近いアイス屋さん。



まだお昼前だけど、今日はちょっと暑いからアイスを食べることにしたの。



「宇海、チョコ好きだな~?」



私の持っているチョコアイスを見ながら、少し眉間に皴を寄せる蓮くん。