眼鏡を掛けた青年、
茶色い髪に黒い眼鏡をかけて、髪を上にかきあげ
真面目そうな細身の男性が、人差し指を立て。

“シュッ”

っと、暗闇の天使の元へ。
暗闇の天使が青年を見るとぴたっと、うろうろするのを辞めた。

「あぁ〜またお前なんだ!ちょっとは静かにしてればよいものを、 
おい、今日は退散だっ退散」

“ヒュー”っと
姿が消えると、
一緒にトランプを持った
青年も苦笑いしながら
姿が消えた。

村の人の隣に座り込み
眼鏡をかけた男性は
ポケットから袋の様な物を取り出すと村の人に渡し。
袋の中身を見て。

「とっとんでも無い
受け取れませんよ、
こんな高価な物は」

っと、青年に返そうと袋をっつ返している。

青年は、
にこやかな笑顔を向けると袋を、
受け取らず立ち上がり
その場からどこかに行ってしまった。

村の人は袋を持ったまま
立ち上がりお辞儀をした。

私は今の行動が気になり
青年の後を追い掛けた。