そぉ言って 教室から出て行こうとして あたしの横を 通ろうてした時 あたしの耳元に顔を近づけて 小さな声で弥織わ言った。 「あんたから 洸くんを奪ってやるんだから!」 「えっ…」 弥織… 何よそれ… 誰か夢って 言ってよ! お願いだから! 夢って言って…