「…ぅわ、」


   それを飲むと見かけ以上に苦かった


   「んふふ、すげぇ顔」


   そのくらい苦いんだよ


   口の中一帯に広がる苦みが


   ノニ茶だと分かったのはそれから何年も経ってからだった