「……で?なんでうちに来たの?」 そう聞くと、ふたりから……特に夏樹から笑顔が消えた。 「最近、あるふたり組がこの街に現れたんだけどね。どうやら、オレたちshadowのことを探し回ってるらしいんだよね」 「オレたちshadowを?」 ピクリ、とお兄ちゃんが反応した。 「そう。しかも、特に探しているのは……」 圭介さんは静かに、あたしとお兄ちゃんを指差した。 「お前ら兄妹なんだよね」