オレのパーカー着ろよ。





あたしを怪しまないコイツらは、のこのことあたしについてくる。


やがて暗い路地裏につく。



「……ねぇ、おにーさん」


「なにかな?」


「この人、知らない?」




お兄ちゃんから貰った画像を男たちに見せる。



首をかしげたあと、



「知らないなぁー」



そう呟いた。



どうやら誰も知らないようで。



あたしはバレないように小さくため息をついた。



──写真があれば、もっと手がかりがつかめると思ったのに。