土「ったく、世話かけさせやがって……。」 栞「土方さんが悪いんです。時間をかけて読ませてくれないから。」 土「だぁれが読ませるって言った?」 栞「え………………、誰もいないけど?」 呆気ない栞の言葉に肩を震わせる。 ここでキレたら俺の負けだ。 栞は本気で言っている。 弄りたくて言っているわけではない。 だが……………