栞「土方さん、今日は何日ですか?」 土「あ?……5月11日だが?」 栞は、日付を聞くなり俺に抱きついてきて泣き出した。 土「なっ……!?栞、どうしたんだよ?」 俺が声をかけても、栞は離れずに泣き続ける。 これは何かがある。 だが、『何か』ってなんだ? 少しの間考えた結果、1つの考えが頭を過った。