Time〜新撰組と平成の少女〜





そんなこんなで、もうすぐ完成という所まで来た頃………






一一一一一一ガラガラ


近「今戻ったぞ!」




近藤さんの声がした。


急いで玄関まで行くと、江戸に出発した人達の顔と、知らない人の顔が入り交じっていた。






栞「皆さん、お帰りなさい!」


栞が笑顔でお迎えに上がる。


それに応えるように皆の顔が笑顔になっていく。






………しかし


栞「近藤さん、平助君は?」


近「あぁ、平助にはもう一仕事してきてもらってるんだよ。」


栞「そう、ですか……………」