土「俺の不注意で招いたことだ。おまえが目を覚まさなかったらって、何度も何度も頭を過った………」 私は土方さんの背中に腕を回す。 栞「私は、ちゃんと目を覚まして土方さんの前に居るじゃないですか。だから、もう気にしないで………」 私達は無言で抱き合った。 暫くしてどちらともなく離れる。 そして土方さんが口を開いた。 土「栞、1つだけ話を聞いてくれ。」 栞「……………はい。」