Time〜新撰組と平成の少女〜

〜栞side〜



視界が真っ白だ。


ただ、眩しいのか本当に何もないのか………








一一一戻ってこい、栞!!!!


あの人の………土方さんの声が、不意に聞こえてきた。




栞「戻っても……………良いの?」


私の声に答えるかのように、目の前に1つの扉が現れた。




一一一一一この扉を開けたら戻れる。


そう確信した時には、私は扉を開けていた。