Time〜新撰組と平成の少女〜

〜栞side〜



気付いた時には、あの桜の木の下に居た。


私……小屋に居たはずなのに……………






栞「土方さん………どうして……………」


私が、静かにそう呟いたとき一一一一一一一






一一一一一ビュゥゥゥゥ


突然の強い風。


その場に立っているのも辛い。


私は思わず、目を瞑った。










暫くして、風がやんだから私は目を開けた。