Time〜新撰組と平成の少女〜





枡屋の言う通りだ。


栞を、早くここから出してやりたい。








土「……………逃げるなよ。」


枡「……………もう逃げる気なんて、さらさらありませんよ。」


枡屋は、微笑んで言った。






俺は、枡屋を1人にして良いか迷ったが、栞を優先することにした。




俺は、栞を抱き上げて小屋を出た。