近「伊吹くん、一体何があったんだい?」 近藤さんは栞が落ち着いたのを確認してから、確認をとるようにして声をかけた。 栞「実は………」 栞は、夢の話を皆に聞かせた。 栞が話している間、皆は真剣に聞いてくれていた。 近「そんな夢を………」 皆は、話を聞き終わって言葉を失った。 こんな小さな少女が、とんでもない程の大きな何かを背負っていると確信し……………