部屋の中は暗くて見えづらい。 手探りで進もうと歩き出す。 一一一一一一一ゴンッ すると、足に何かが引っ掛かって音が出た。 栞「な……にが…………あるの………?」 その時、不意に部屋に月明かりが差し込んだ。