栞は急いでご飯を食べると、着なれない袴を着た。 そして器を持って廊下に出ると、土方さんが待っていてくれていた。 栞「土方さん、お待たせしました。」 栞が声を掛けると、土方さんは顔をあげてこちらを見た。 土「よし意外と似合うな。じゃあ付いてこいよ。」 土方さんは、栞から器を取ると歩き出した。