栞「キャッ一一一一一一一一!!」 悲鳴をあげそうな私の口を、男は手で塞ぐ。 ?「人の顔見て悲鳴あげるとか…………」 モガモガいってる栞をよそに、男は顔に影を落とす。 土「栞、起きたか〜?」 声と共に、開いている襖から土方さんが、顔を覗かせる。 栞はこの声を聞いて、自分の身に降りかかっている状況を、全て思い出した。