金色のシッポ

そんな彼女を俺は…
抱きしめることしか出来なかった。
「…何をする…離せ。」
「え?ああ すまん!!」
俺が離れようとすると、
「嘘だ。もう少しこのままで…」
と俺の服を掴んだ。
そうして俺はまた美狐を包み込んだ。
泣いている時に不謹慎なんだが、スゲエかわいい…。
今流行りのツンデレってやつか…?
きっと今心臓ヤベエな…