そう言った彼女は俺に近ずきあと一歩というところで止まった。
次の瞬間、俺の目の前には6つの狐の尾をつけた美狐がいた。
目は金色に変わり、頭には狐の耳がついている、もちろん体は人間のまま。
どう見ても人間ではない美狐を見た俺は
“唖然”
言葉通り、俺はそこから動けなかった。