次の日、俺は朝から今日の放課後が待ちきれなかった。
ヒカリに何かいいことでもあったのか?と質問され、授業では当てられていたことに気付かず怒られてしまった。
その隣で俺のことを笑いをこらえて見ていたのが美狐だ。
そして彼女は昼休みの前、
「今日、10時にね。」
と俺の耳元で囁いた。
その言い方といったらもうエロいどころではなく、俺は動揺を隠しきれずにトイレに駆け込んだ。