金色のシッポ

後、俺がやる事は一つ。
昨日殴ってしまったリーダーを屋上に呼び出してあるのだ。
俺は屋上への階段を駆け上がりドアを開けた。
そこにいたのはいじめのリーダー。
こっちをチラリと振り返ると早く来なさいよ、と言うように俺を見ていた。
俺は彼女に近ずき頭を下げた。