金色のシッポ

そして俺が目覚めたのは3時間目のことだった。
あくびをして頭を上げるとちょうど古典の授業中で先生に思いっきり睨まれた。
なぜ誰も起こしてくれなかったのだろう…?
そうだ、俺は今みんなの中で危険人物なのだった。