きみと…(恋愛短編集)

そしてまたもや大きな溜め息…

「あのさぁ…一緒に過ごすのは別に構わない
だけどあそこは…」

そう言って言葉を止めた。この先が聞きたいのに
先を促せない弱い私。

「………とりあえず今日は帰る」

と言って私の執事が待機している車へと連れて行ってくれた。

「明日は俺の通ってる学校へ来るなよ」 と厳重に言って帰って行ってしまった。