画面には爽やかな
男の子が2人いた。
弥くんって思われる子と
隼人がいた。
「隼人知ってんの??
天然でかわいいよね。
でも弥くんには
負けんね!!」
愛夏は画面を見つめ
にやけていた。
あたしは思わず
苦笑いを浮かべた。


隼人はアイドルなんだ。
って実感したの
何回目なんだろう。
そう思っていると
電車が来た。
愛夏はまだケータイを
見つめていた。