るりの手を握ろうとすれば、避けられて。 るりの髪に触れようとすれば、一歩後退りされ… 俺の行き場のなくなった手は、拳を作った。爪が肌に食い込むほど…強く強く。 俺を…拒絶している…。 るり… 俺、決めた。 「るり……。俺、なんでもするから…。」 「…っ…なにが…」 俺のその一言で、やっと顔をあげた彼女。