気まぐれ作品置き場

「死なない死ねない死ぬわけナーイ。アタシはゾンビ。もとより死んでるんだから、これ以上地獄見るわきゃなっしんぐううー」


「だからって、不死身なわけじゃねえ。俺らにだって期限があんだ。それくらい分かれ」


「いーやーっ、ユウくん忘れた忘れちゃったのおおっ?アタシは【死にたがりな殺したがり】、本質忘れてもらっちゃ困るわーけ」


「ふざけんな、阿呆。ミチル、テメェは死なねぇよ。お前を殺すのは俺だし、俺しかお前を殺せねぇ。わかってんだろ?」


「そりゃ分かってんよ。分かってる分かってるーうっ。だけどねぇ、

ほんとの【死】ってのは、肉体でも魂でもねぇ。

精神がぶっ飛ぶことだ」


「…………それが分かってんなら、簡単に【死にたがり】を名乗ってんじゃねえ」


「おお、怖いこわーい。そうだねユウ。アタシは、あんたがいない世界で生きるつもりなんざナアーイ。

ま、そもそも生きてるかどーかも危ういけどおー、あひゃひゃっ」



「………黒、それに白。私の存在を忘れていないか?ふむ、それならば嫌でも存在主張を、」


「「あぶない薬禁止っ!」」



白衣のポケットからドクロマークのついた小瓶を出した【渚】(なぎさ)を必死で止める二人だった。